冬のガスストーブはSOTO ウインドマスターが最強

SOTOとは

新富士バーナー株式会社がアウトドア製品と出している製品にSOTOという名称を使っている。
イオニア的存在といえる。

SOTO ウインドマスターとは

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正式な商品名は マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 で、SOTOの製品には殆どレギュレーターという装置がついている。

ウインドマスターを知るにはレギュレーターの役割とウインドマスターの特徴を知る必要がある。

レギュレーターはガス圧を安定させるのには必須な機能であるものの大型になりやすく、軽量化が好まれる登山用のストーブには付いていないか付いている物は大型で大人数用のバーナになっていることが多い。

冬の時期にガスストーブを使った時にどんどん火力が下がっていく経験をしたことがある人は多いと思う。
この症状を軽減させる物がレギュレーターであったりガスの内容を変えた冬用のボンベが販売されていたりする。

小型、軽量、高出力、風防、レギュレーター、もちろんゴトク付き

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これだけの要素が揃ってるストーブが他にあるだろうか。

ULとの相性がよい

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小型、軽量なため鍋の中にガス缶と含めても十分収納可能だ。特にゴトクが外れる事によりコンパクトになるのは素晴らしい。

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重さもガス缶を含めて259gと十分軽い。

高出力

常温で3.3kWほど火力があり3分程度でお湯は沸騰する。

105サイズのガス缶でおおよそ30分間利用できる。

雪山でお湯を作るにはさらに大型の缶が必要になると思われるが日帰り雪山や、無積雪期であれば十分だと思われる。

風防?

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実はウインドマスターには風防が付いている。

ガスが出て燃焼する部分がすり鉢状になっており、横風は防ぐことができゴトクの高さも高くないので火が風の影響を受けるのを最小限にできている。

強風の中、谷川岳で使ったが火が揺れてなかなかお湯が沸騰しないという事はなくいつもどおり3分程度でお湯は沸騰するぐらい優秀な作りになっている。

ウインドマスターが不得意なところ

ウインドマスターに限らず火元が縦長の製品は一点集中になるため沸騰させる分には適しているが、それ以外の調理や水以外の物だと熱量が高すぎて焦げやすい。

調理する場合は口が大きくとろ火もできる製品がよい。